奈良教育大附属小学校問題 自民党、県教委、文科省

子ども優先の現場の工夫を「不適切」と学校へ介入

 県教委から送り込まれた校長が、指導要領通りに授業でないことを「不適切」として調査報告書を作成、文科省、自民党も動いて介入が行われて、「回復措置」として補充授業が実施され、教員の出向など処分人事を強行。学校が大きく混乱しています。

 もともと奈良教育大附属小学校は、「探究的、対話的な学び」「個別最適な学び」で文科省も大きく取り上げてきた教育を実践。さらに、教員が子どもたちのために何が最適かの徹底した議論を積み重ね、指導方法、カリキュラムを独自に工夫、保護者からも絶大な支持を得ながら実践を展開してきたことでも有名。

 にもかかわらず、自民党の一部議員と文科省、県教委の動きで、指導要領通りでない「不適切」な実態とふりまいて今回の事態を引き起こしてきました。

その内容は、教科書を使わず授業、学習事項の指導学年を学校で変更、道徳を全校集会などで実施など、全てはカリキュラムマネジメントに関わるとりくみで、教育大の調査中間調査報告書では「適切に行われている」とされていました。

 国会で共産党だけが奈良教育大附属問題を取り上げて追及。

 宮本たけし衆議院議員は2度に渡り、緻密な論戦で文科大臣を追い詰め、重要な発言を引き出しています。

(奈良付属小を守る会の会長が紹介されており、守る会のホームページにも、テキスト、動画ともにアップされています)

奈良教育大付属小問題での宮本たけし議員(日本共産党)質問(2024.4.3衆議院文部科学委員会)

奈良附属小学校 国による違法な教育介入は許されない #宮本岳志 衆議院議員 2024.3.13

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